「結局、何が原因なのだろう」
答えを探して、検索を続ける。
病院へ行く。薬を飲む。食事を変える。別の方法も試す。
それでも納得できないと、探し方が足りないように感じるかもしれません。
けれど、疲れているときに必要なのは、新しい答えを増やすことではなく、一度立ち止まることかもしれません。
原因探しが苦しくなる理由
原因を知りたいと思うのは自然なことです。
原因が分かれば、対処できるように感じるからです。
しかし、心身の不調は一つの出来事だけで説明できない場合があります。体の状態、睡眠、仕事、人間関係、環境の変化、過去の経験が重なっていることもあります。
一つの正解だけを探し続けると、見つからない自分を責めてしまうことがあります。
立ち止まることは、あきらめではない
立ち止まるとは、治療や支援をやめることではありません。
今まで試したことを整理し、これから何を確認するかを考える時間です。
- 何に一番困っているのか
- いつから変化を感じたのか
- 何を試し、どのように感じたのか
- 暮らしの中で負担になっていることは何か
- 本当は、どのように過ごしたいのか
紙へ書くと、頭の中だけで考えるよりも関係が見えやすくなります。
自分の内側を見ることと、自分を責めることは違う
「内側に原因がある」と聞くと、自分が悪いと言われたように感じる方もいます。
Lucoreが大切にしたいのは、責任を押しつけることではありません。
自分の考え方や選択を振り返るのは、これから自分で選べる範囲を増やすためです。
過去の自分を裁くためではありません。
体の問題は医療者へ確認する
内側を見つめることが、医療の代わりになるわけではありません。
強い症状、長く続く症状、急な変化がある場合は医療機関へ相談してください。
服薬中の方は、自己判断で薬を増減・中止せず、主治医や薬剤師へ確認しましょう。
心の整理と、医学的な確認は、どちらか一方を選ぶものではありません。
小さな問いから始める
人生全体を一度に見直そうとすると、大きすぎて動けなくなります。
まずは一つの問いから始めてみてください。
「今、何が一番つらいのだろう」
答えがすぐに出なくても大丈夫です。
問いを持ったまま、安心して話せる相手と整理していくこともできます。
自分の核心に根を張る
周りの情報だけで自分の答えを決めていると、状況が変わるたびに揺れてしまいます。
自分は何を大切にしたいのか。
どのような暮らしを望んでいるのか。
その言葉が少しずつ見えてくると、次の選択を考えるための軸になります。
Lucoreは、原因を断定する場所ではありません。今の状態と人生背景を一緒に整理し、自分の核心を見つめ直すための時間を提供します。


